本作は、学校で先生が居眠りしている隙に、遊びや悪戯に興じる子供たちを描いている。題によると、この先生もサラリーマン教師で熱意がなく、午後にはいつもウトウトし、子供は遊ぶに任せているようである。しかし、一定の教育効果があるのか、子供たちも先生が夢で周公に会う(論語に出てくる孔子の故事)のを邪魔しないよう心掛けている。
作品名 | 桐陰課子図扇面 |
ふりがな | とういんかしずせんめん |
作者 | 徐錚 |
国名 | 中国 |
制作年 | 民国16年(1927) |
寸法 | 19.3×48.7cm |
目録番号 | 1F-0102-2 |
釈文 | 雖然桐陰課子但謀衣食無工毎天午後睡朦朧 任意学生戯弄不論趙銭孫李休談大学中庸各人 下位顕神通只恐驚醒了先生見周公 時在丁卯春三月上浣写奉 献之仁兄大人雅属即正之 海上儂龍弟徐錚 |
本作は、学校で先生が居眠りしている隙に、遊びや悪戯に興じる子供たちを描いている。題によると、この先生もサラリーマン教師で熱意がなく、午後にはいつもウトウトし、子供は遊ぶに任せているようである。しかし、一定の教育効果があるのか、子供たちも先生が夢で周公に会う(論語に出てくる孔子の故事)のを邪魔しないよう心掛けている。