松鶴図斗方

しょうかくずとほう
     

本作は、松の幹にとまる二羽の鶴を描く。鶴は、中国では仙界の鳥とされ、長寿を寓意する。また、文人たちは、鶴を品徳の具象として愛した。松も、常緑で若さを保つ長寿の象徴である。これらのイメージは日本にも伝わり、「鶴亀」や「松竹梅」という縁起物として認知されている。

                                               
作品名松鶴図斗方
ふりがなしょうかくずとほう
作者李野
国名中国
制作年清時代後期
寸法31.7×32.0cm
目録番号t-0491-1
釈文李野

本作は、松の幹にとまる二羽の鶴を描く。鶴は、中国では仙界の鳥とされ、長寿を寓意する。また、文人たちは、鶴を品徳の具象として愛した。松も、常緑で若さを保つ長寿の象徴である。これらのイメージは日本にも伝わり、「鶴亀」や「松竹梅」という縁起物として認知されている。

KAMPO MUSEUM IN SHIGA ©︎ All Rights Reserved