やや赤味を帯びた上品な硯石で、墨池を毬に見立て、毬を中心に、2頭の獅子が彫られている。彫刻は必ずしも精緻(せいち)ではないが、墨池の形状をうまく利用した点はとても趣深い。鋒鋩のきめ細かさから、端渓硯に類するものと考えられる。
| 作品名 | 双獅子硯 |
| ふりがな | そうししけん |
| 作者 | 不詳 |
| 国名 | 中国 |
| 制作年 | 不詳 |
| 寸法 | 17.5×15.0×2.5cm |
| 目録番号 | Y-083 |
やや赤味を帯びた上品な硯石で、墨池を毬に見立て、毬を中心に、2頭の獅子が彫られている。彫刻は必ずしも精緻(せいち)ではないが、墨池の形状をうまく利用した点はとても趣深い。鋒鋩のきめ細かさから、端渓硯に類するものと考えられる。