天然板硯

てんねんばんけん
     

端渓の天然の硯で、表面は光沢を帯び、手ざわりは滑らかである。このような硯は「仔石硯(しせきけん)」と呼ばれる。仔石硯は、主に水中にあって、表面が水で削られ滑らかになった石を硯としたものである。良質な硯石のため加工をしておらず、わずかに窪んだ部分を墨池と見立てている。

                                           
作品名天然板硯
ふりがなてんねんばんけん
作者不詳
国名中国
制作年不詳
寸法17.7×11.3×4.8cm
目録番号O-3

端渓の天然の硯で、表面は光沢を帯び、手ざわりは滑らかである。このような硯は「仔石硯(しせきけん)」と呼ばれる。仔石硯は、主に水中にあって、表面が水で削られ滑らかになった石を硯としたものである。良質な硯石のため加工をしておらず、わずかに窪んだ部分を墨池と見立てている。

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