やや赤味を帯びた大型の硯に、右下から左上にかけて、梅の花と鶯、空に浮かぶ雲を、豪快に彫刻した硯である。細かい彫刻装飾に圧倒されるが、墨堂全体に波状にのびる黒紋線が、さらに趣を深めている。新しい門出にふさわしい、おめでたい硯である。
作品名 | 梅鶯硯 |
ふりがな | ばいおうけん |
作者 | 不詳 |
国名 | 中国 |
制作年 | 不詳 |
寸法 | 5.5×25.2×29.4cm |
目録番号 | 目録外3 |
やや赤味を帯びた大型の硯に、右下から左上にかけて、梅の花と鶯、空に浮かぶ雲を、豪快に彫刻した硯である。細かい彫刻装飾に圧倒されるが、墨堂全体に波状にのびる黒紋線が、さらに趣を深めている。新しい門出にふさわしい、おめでたい硯である。