八角形の硯は八稜硯と呼ばれる。墨堂は円形に作られ、周囲に墨池を廻らすことが多いが、本作は巴紋状の墨池である。
石材の表面は、白や黒の点(魚子紋)が前面に出ていることから、歙州石であろう。『西清硯譜』にも多く載る硯式である。
作品名 | 歙州八稜硯 |
ふりがな | きゅうじゅうはちりょうけん |
作者 | 不詳 |
国名 | 中国 |
制作年 | 不詳 |
寸法 | 14.9×14.8×2.9cm |
目録番号 | Y-091 |
八角形の硯は八稜硯と呼ばれる。墨堂は円形に作られ、周囲に墨池を廻らすことが多いが、本作は巴紋状の墨池である。
石材の表面は、白や黒の点(魚子紋)が前面に出ていることから、歙州石であろう。『西清硯譜』にも多く載る硯式である。