頭書絵註 庭訓往来講釈(上・下)

とうしょえちゅう ていきんおうらいうこうしゃく
     

この作品には、旧所蔵者による「らくがき」が見られます。上巻には、「加藤正晴」という名の武士が描かれ、下巻には、「ふじの山雪は/永くおり(?)て/いつかはとけて/春のまもなく」という歌が書かれています。いずれも、作品の内容とは関係のないものですが、習字や読書の合間に、このような「らくがき」を書いていたと想像すると、親しみがわいてきます。

最終頁には、「国友県長柄丁(町?)」とあります。「国友県」は過去にも存在が確認されない地名です。これがどこかの地名をさすのか、あるいは架空の地名なのか、よく分かっていません。

上巻「らくがき」

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作品名頭書絵註 庭訓往来講釈(上・下)
ふりがなとうしょえちゅう ていきんおうらいうこうしゃく
作者渓斎英泉
国名日本
制作年江戸時代後期
寸法18.0×12.2cm
目録番号寺往‐096

この作品には、旧所蔵者による「らくがき」が見られます。上巻には、「加藤正晴」という名の武士が描かれ、下巻には、「ふじの山雪は/永くおり(?)て/いつかはとけて/春のまもなく」という歌が書かれています。いずれも、作品の内容とは関係のないものですが、習字や読書の合間に、このような「らくがき」を書いていたと想像すると、親しみがわいてきます。

最終頁には、「国友県長柄丁(町?)」とあります。「国友県」は過去にも存在が確認されない地名です。これがどこかの地名をさすのか、あるいは架空の地名なのか、よく分かっていません。

上巻「らくがき」

下巻「らくがき」

 

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