「千字文」は、寺子屋で学ばれたテキストの一種でした。識語を書いた峰岸侃斎(生卒年不詳)によると、書名の「五体」とは、楷書、草書、小篆、印篆(いんてん、篆刻において余白を限りなく無くしたもの)、隷書の5種の書体をさします。頭書には、千字文の注釈を載せています。
作品名 | 首書註釈 五体千字文(全) |
ふりがな | しゅしょちゅうしゃく ごたいせんじもん |
作者 | 峰岸侃斎 |
国名 | 日本 |
制作年 | 江戸時代後期 文化10年(1813)識語 |
寸法 | 22.4×15.7cm |
目録番号 | 寺往‐130 |
「千字文」は、寺子屋で学ばれたテキストの一種でした。識語を書いた峰岸侃斎(生卒年不詳)によると、書名の「五体」とは、楷書、草書、小篆、印篆(いんてん、篆刻において余白を限りなく無くしたもの)、隷書の5種の書体をさします。頭書には、千字文の注釈を載せています。