無量寿仏図

むりょうじゅぶつず
     

溥伒(1893~1966)、字は雪斎・学斎。松風主人などと号した。道光帝(1782~1850)の第五子・奕琮(1831~1889)の孫。奕琮の第四子・載瀛(1859~1930)の長子。幼年より詩書経史を読み、詩文を良くし、書画に秀でた。画は山水・花鳥・人物を得意とした。遺作は多く、国内外の博物館・美術館に珍蔵されている。

本図は、木に寄りかかる無量寿仏を描いたもの。柔らかい筆遣いと、仏の柔らかい表情が見るものを和ませる。「龍眠」すなわち李公麟(1049~1106)に倣ったもの。

                                               
作品名無量寿仏図
ふりがなむりょうじゅぶつず
作者愛新覚羅 溥伒
国名中国
制作年民国27年(1938)
寸法64.5×29.8cm
目録番号5b-5953
釈文戊寅嘉平倣龍眠筆 雪斎溥伒画

溥伒(1893~1966)、字は雪斎・学斎。松風主人などと号した。道光帝(1782~1850)の第五子・奕琮(1831~1889)の孫。奕琮の第四子・載瀛(1859~1930)の長子。幼年より詩書経史を読み、詩文を良くし、書画に秀でた。画は山水・花鳥・人物を得意とした。遺作は多く、国内外の博物館・美術館に珍蔵されている。

本図は、木に寄りかかる無量寿仏を描いたもの。柔らかい筆遣いと、仏の柔らかい表情が見るものを和ませる。「龍眠」すなわち李公麟(1049~1106)に倣ったもの。

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