銭化佛(1884~1947~?)は、玉斎と号し、江蘇省武進出身。上海に寓居した。海上題襟館金石書画会に参加し、上海市美術館徴集委員をつとめた。絵画は特に羅漢、佛像を得意とした。1926年には、東京の第四回日華絵画連合展覧会に「無量寿仏」を出品した。
題字を書いた伊立勲(1856~1942)は、字は峻斎といい、福建省寧化出身。清時代中期の書家・伊秉綬(1754~1815)の後裔。官は光緒の末年に無錫県知事となった。のち上海にあって売書生活を送り、作品の遺例は非常に多く、特に篆書・隷書の書に優品が多い。
作品名 | 無量寿仏図 |
ふりがな | むりょうじゅぶつず |
作者 | 画:銭化佛/題:伊立勲 |
国名 | 中国 |
制作年 | 民国18年(1929) |
寸法 | 115.8×53.3cm |
目録番号 | 5a-0503 |
釈文 | 化佛/無量寿仏 己巳春二月之吉峻斎伊立勲 時年七十有三 敬題 |
銭化佛(1884~1947~?)は、玉斎と号し、江蘇省武進出身。上海に寓居した。海上題襟館金石書画会に参加し、上海市美術館徴集委員をつとめた。絵画は特に羅漢、佛像を得意とした。1926年には、東京の第四回日華絵画連合展覧会に「無量寿仏」を出品した。
題字を書いた伊立勲(1856~1942)は、字は峻斎といい、福建省寧化出身。清時代中期の書家・伊秉綬(1754~1815)の後裔。官は光緒の末年に無錫県知事となった。のち上海にあって売書生活を送り、作品の遺例は非常に多く、特に篆書・隷書の書に優品が多い。