月季美人図団扇

げっきびじんずだんせん
     

描かれた円窓に、二人の舞う女性と、周辺には音楽を演奏する女性たちとが描かれる。一見、高貴な人物の邸宅での舞楽の様子かと思うが、左側の木には一匹の兎が描かれる・・・すなわち本作品は、月の世界を描いているのである。日本では月に住む兎は餅を付いているが、中国では長寿の薬を煎じる。

                                               
作品名月季美人図団扇
ふりがなげっきびじんずだんせん
作者李昌燦
国名中国
制作年清末~民国
寸法47.0×46.5cm
目録番号z4a-0255
釈文文杰画

描かれた円窓に、二人の舞う女性と、周辺には音楽を演奏する女性たちとが描かれる。一見、高貴な人物の邸宅での舞楽の様子かと思うが、左側の木には一匹の兎が描かれる・・・すなわち本作品は、月の世界を描いているのである。日本では月に住む兎は餅を付いているが、中国では長寿の薬を煎じる。

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