行書五言律詩軸

ぎょうしょごごんりっしじく
     

葉恭綽(1881~1968)は字を裕甫・誉虎といい、遐翁・遐庵と号した。祖父・父ともに広東で金石・書画・詩文で名を知られ、その家学を受け継いだ。一方で中華民国では交通担当の政治家として活躍し、解放後はピンインの制定など普通話(北京語)の整備に尽力した。書画家・収集家としても著名である。

本作は、北宋の詩人である陳師道(1053~1101)の「寄酬咸平朱宣徳」を、独特の力強さのある行書で書き上げたものである。

                                               
作品名行書五言律詩軸
ふりがなぎょうしょごごんりっしじく
作者葉恭綽
国名中国
制作年清末~現代
寸法127.7×32.0cm
目録番号5A-0582
釈文冥々超世網蔚蔚秀儒林他日熟看面今詩 初得心白頭無故意異代有同心音短綆徒 施巧終然莫汲深 瑞松先生属 葉恭綽

葉恭綽(1881~1968)は字を裕甫・誉虎といい、遐翁・遐庵と号した。祖父・父ともに広東で金石・書画・詩文で名を知られ、その家学を受け継いだ。一方で中華民国では交通担当の政治家として活躍し、解放後はピンインの制定など普通話(北京語)の整備に尽力した。書画家・収集家としても著名である。

本作は、北宋の詩人である陳師道(1053~1101)の「寄酬咸平朱宣徳」を、独特の力強さのある行書で書き上げたものである。

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