四海昇平図

しかいしょうへいず
     

蔡光甫(1917~)号は愉、江蘇無錫の人。振南国画学校で絵画を学んだ後、美術教師やエンジニアの仕事の傍ら創作活動を行なう。国内外に出品経験を持つ現代中国画家。

福・禄・寿の描かれた大瓶(太平)に牡丹(富貴)・石榴(多産)・蓮(夫婦和合)・大橘(大吉)、柿(「事」の音通)と「如意」という装飾具が合わさった「事事如意(すべて思い通り)」、裕福さを象徴する魚(「余」の音通)などが配される。作品名は「四人の劉海蟾が瓶(平)を担ぐ(昇)」の掛け言葉で、「天下太平」の意。

                                               
作品名四海昇平図
ふりがなしかいしょうへいず
作者蔡光甫
国名中国
制作年民国35年(1946)
寸法145.3×80.3cm
目録番号5a-0348
釈文四海昇平 民国三十五年歳次丙戌九秋月錫山蔡光甫写於蓉湖草廬/三星在戸 富貴当頭 広種富田 美満長随 丙戌菊月 梁渓蔡雅基 写於蓉湖

蔡光甫(1917~)号は愉、江蘇無錫の人。振南国画学校で絵画を学んだ後、美術教師やエンジニアの仕事の傍ら創作活動を行なう。国内外に出品経験を持つ現代中国画家。

福・禄・寿の描かれた大瓶(太平)に牡丹(富貴)・石榴(多産)・蓮(夫婦和合)・大橘(大吉)、柿(「事」の音通)と「如意」という装飾具が合わさった「事事如意(すべて思い通り)」、裕福さを象徴する魚(「余」の音通)などが配される。作品名は「四人の劉海蟾が瓶(平)を担ぐ(昇)」の掛け言葉で、「天下太平」の意。

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