行書臨争坐位帖扇面

ぎょうしょりんそうざいじょうせんめん
     

唐肯(1876~1950)は、字を企林、号を滄諳といい、江蘇武進の人。日本の中央大学に留学して法律を学んだ。書・画・文・詩にすぐれ、特に書は銭灃にならった。また、鑑定に詳しく、収蔵にも富んだ。

本作は、扇面に「争坐位文稿」を節臨したもの。唐肯は顔真卿(709~785)の影響を強く受けた銭灃(1740~1795)から間接的に顔真卿を学んだとされるが、本作からは、顔真卿の作品も直接臨書していたことがうかがえる。

                                           
作品名行書臨争坐位帖扇面
ふりがなぎょうしょりんそうざいじょうせんめん
作者唐肯
国名中国
制作年中華民国
寸法17.7×51.6cm
目録番号台扇A-183

唐肯(1876~1950)は、字を企林、号を滄諳といい、江蘇武進の人。日本の中央大学に留学して法律を学んだ。書・画・文・詩にすぐれ、特に書は銭灃にならった。また、鑑定に詳しく、収蔵にも富んだ。

本作は、扇面に「争坐位文稿」を節臨したもの。唐肯は顔真卿(709~785)の影響を強く受けた銭灃(1740~1795)から間接的に顔真卿を学んだとされるが、本作からは、顔真卿の作品も直接臨書していたことがうかがえる。

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