本館 4階・5階展示室
コレクション展―硯―|碑学派の作品
コレクション展―硯―
【展覧会概要】
「文房四宝」の1つである硯は、文人たちによって身近な存在であり、実用品であるとともに鑑賞用として人びとに愛されました。現在では石硯が広く用いられ、端渓硯、歙州硯などが優れた硯として高い評価を得ています。
本展では、当館が収蔵するコレクションより、硯の特徴や見方とともに、装飾の芸術性についても紹介します。
【会場】
本館4階展示室
【主な展示作品】
準備中です
碑学派の作品
【展覧会概要】
歴代能筆家の書を法帖によって学ぶ伝統的な帖学派に対し、青銅器の銘文や石碑の石刻文などに書の正統性をもとめるスタイルを碑学と呼びます。清朝の中期頃になると、帖学のテキストである法帖は複製の繰り返しによって本来の姿を失っていると考えられるようになりました。そこで金石学の成果を背景に、漢碑や北朝碑などから法帖では失われている古意を学ぶ碑学が登場し、清朝後期になると金文や篆書・隷書をもちいた作品が多く制作されました。
本展では、碑学派の流れを汲む書家たちの作品を中心に、書冊や扇面などの小品を中心に紹介します。
【会場】
本館5階展示室
【主な展示作品】
準備中です