臨金農仏像図

りんきんのうぶつぞうず
     

趙瞳(生卒年不詳)は、字を伯遅といい、銭塘(現在の杭州)出身。書を得意とし、篆隷に長けていた。また絵画は花卉を得意とし、趙之謙(1829~1884)に倣ったという。

本図は、「摹冬心」即ち金農(号は冬心、1687~1763)の画に倣ったもの。近代の仏画においては、金農に倣った作品が多く存在する。制作時期は不明であるが、他の作品より同治年間以後清朝末期以前の作と考えられる。

                                               
作品名臨金農仏像図
ふりがなりんきんのうぶつぞうず
作者趙曈
国名中国
制作年清時代後期
寸法180.0×61.7cm
目録番号5b-6666
釈文古仏頌曰七池無狂華双樹無暴禽中有道場精進林雪山白牛日食艸其〓(山+異)合香為仏宝臥此塗地宵不了 長者居士与導師各具智慧千人倶多楽少苦功徳施童男掃塔復洗塔二内舎利一百八清浄耳聞諸天楽昔伝 仏在獅子城説法無量度衆生能令荊棘柔軟沙礫咸光明 摹冬心先生筆意 泉唐趙瞳

趙瞳(生卒年不詳)は、字を伯遅といい、銭塘(現在の杭州)出身。書を得意とし、篆隷に長けていた。また絵画は花卉を得意とし、趙之謙(1829~1884)に倣ったという。

本図は、「摹冬心」即ち金農(号は冬心、1687~1763)の画に倣ったもの。近代の仏画においては、金農に倣った作品が多く存在する。制作時期は不明であるが、他の作品より同治年間以後清朝末期以前の作と考えられる。

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