龍門石窟図

りゅうもんせっくつず
     

陶冶之は生卒年不詳。本図は龍門石窟のうち、奉先寺洞の本尊・盧舎那仏を中心とする風景を描いたもの。龍門石窟は河南省洛陽にある石窟寺院で、書道史上著名な「龍門二十品」は、石窟内の摩崖仏に彫られた供養文・願文である。また奉先寺は唐・高宗の発願によるもので、その皇后・武則天(則天武后)も浄財を寄進している。

                                               
作品名龍門石窟図
ふりがなりゅうもんせっくつず
作者陶冶之
国名中国
制作年不詳
寸法90.1×53.1cm
目録番号5b-6254
釈文洛陽龍門一角 陶冶之作

陶冶之は生卒年不詳。本図は龍門石窟のうち、奉先寺洞の本尊・盧舎那仏を中心とする風景を描いたもの。龍門石窟は河南省洛陽にある石窟寺院で、書道史上著名な「龍門二十品」は、石窟内の摩崖仏に彫られた供養文・願文である。また奉先寺は唐・高宗の発願によるもので、その皇后・武則天(則天武后)も浄財を寄進している。

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