隷書臨孔宙碑軸

れいしょりんこうちゅうひじく
     

張祖翼(1849~1917)は、道光29年(1849)生まれで、清時代後期から民国期に上海で活躍した書家です。隷書を好んで書き、篆刻は鄧石如(1743~1805)を倣いました。漢碑を多く学び観峰館の収蔵品にも多くの臨書作品があります。生前は呉昌碩(1844~1927)と比肩する人気作家であったようです。

この作品は、墨線の肥痩や褐筆の用い方も巧みで緊張感のある作品です。(漢字部 資料紹介 2009年10月号)

                                               
作品名隷書臨孔宙碑軸
ふりがなれいしょりんこうちゅうひじく
作者張祖翼
国名中国
制作年清末~民国
寸法181.7×52.8cm
目録番号4A-4196
釈文緝熙之業既就而閨閾之 行允恭徳音孔昭遂挙孝 廉除郎中都昌長 泰山都尉孔宙碑 祖翼

張祖翼(1849~1917)は、道光29年(1849)生まれで、清時代後期から民国期に上海で活躍した書家です。隷書を好んで書き、篆刻は鄧石如(1743~1805)を倣いました。漢碑を多く学び観峰館の収蔵品にも多くの臨書作品があります。生前は呉昌碩(1844~1927)と比肩する人気作家であったようです。

この作品は、墨線の肥痩や褐筆の用い方も巧みで緊張感のある作品です。(漢字部 資料紹介 2009年10月号)

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