藤本煙津(1838~1926)は、神崎郡(兵庫県)福崎町出身の画家。神崎郡役所に勤めた後、明治二十九年(1896)に大阪に居を移し、日本画、篆刻に専念した。その画を島 琴江や村田香谷らに学び、文人画家として多くの作品を残すとともに、藤沢南岳や江馬天江に詩を学び交流した。
この作品の帙及び表紙の題簽は、大正6年(1917)、藤本煙津の自筆で書かれたもの。序文は師の藤沢南岳によるもので、署名となった「墨僲」の大字を、大正5年(「寓情於有鮮無声之謀掌握江山風月之権 丙辰歳晩書于七香斎南軒下」)に揮毫している。
【参考文献】
神崎郡歴史民俗資料館特別展『郷土の画家;藤本煙津』(2001年)
作品名 | 墨僊帖 |
ふりがな | ぼくせんじょう |
作者 | 藤本煙津 |
国名 | 日本 |
制作年 | 大正6年(1917) |
寸法 | ー |
目録番号 | 日-画-005 |
藤本煙津(1838~1926)は、神崎郡(兵庫県)福崎町出身の画家。神崎郡役所に勤めた後、明治二十九年(1896)に大阪に居を移し、日本画、篆刻に専念した。その画を島 琴江や村田香谷らに学び、文人画家として多くの作品を残すとともに、藤沢南岳や江馬天江に詩を学び交流した。
この作品の帙及び表紙の題簽は、大正6年(1917)、藤本煙津の自筆で書かれたもの。序文は師の藤沢南岳によるもので、署名となった「墨僲」の大字を、大正5年(「寓情於有鮮無声之謀掌握江山風月之権 丙辰歳晩書于七香斎南軒下」)に揮毫している。
【参考文献】
神崎郡歴史民俗資料館特別展『郷土の画家;藤本煙津』(2001年)