楊沂孫(1813~1881)の行書作品です。楊沂孫は字を子与、濠叟と号しました。江蘇常熟の人。道光23年(1843)の挙人。官は安徽省の県知事に至って退官しています。李兆洛より周秦諸子の学問を学び。鐘鼎・石鼓・篆隷の文字に巧みで、鄧石如に比肩するといっていました。また篆刻にも長じていました。
観峰館には19件の作品を収蔵していますが、その内15件は篆書の作品で、特にこの作品は最晩年の五言対聯で、力強く堂々と構えています。
作品名 | 楷書五言対聯 |
ふりがな | かいしょごごんついれん |
作者 | 楊沂孫 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清時代後期 光緒6年(1880) 68歳 |
寸法 | 各145.5×41.0cm |
目録番号 | 4A-2733 |
釈文 | 光緒庚辰仲冬 委襄在琴書 結念属霄漢 濠叟楊沂孫書 |
楊沂孫(1813~1881)の行書作品です。楊沂孫は字を子与、濠叟と号しました。江蘇常熟の人。道光23年(1843)の挙人。官は安徽省の県知事に至って退官しています。李兆洛より周秦諸子の学問を学び。鐘鼎・石鼓・篆隷の文字に巧みで、鄧石如に比肩するといっていました。また篆刻にも長じていました。
観峰館には19件の作品を収蔵していますが、その内15件は篆書の作品で、特にこの作品は最晩年の五言対聯で、力強く堂々と構えています。