改琦(1773~1828)、字は伯蘊、号は七薌・玉壺外史など、浙江松江の人。幼い頃から詩文の素養を身につけ、絵は華嵒にのっとる。花鳥・山水・蘭竹などを善くしたが、美人画が特にすぐれ、人びとは争って求めたという。本作の母親は、清朝後期美人画の特徴をよく表わしており、見上げる少女の表情も愛らしい。
作品名 | 母子図 |
ふりがな | ぼしず |
作者 | 改琦 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清時代後期 道光8年(1828) |
寸法 | 60.7×19.5cm |
目録番号 | 4a-0351 |
釈文 | 犀顱玉頬寧香子霧鬢雲鬟窈〓娘三十年前大門日憶 観群〓碧方牀 戊子夏六月 七薌居士改琦画 |
改琦(1773~1828)、字は伯蘊、号は七薌・玉壺外史など、浙江松江の人。幼い頃から詩文の素養を身につけ、絵は華嵒にのっとる。花鳥・山水・蘭竹などを善くしたが、美人画が特にすぐれ、人びとは争って求めたという。本作の母親は、清朝後期美人画の特徴をよく表わしており、見上げる少女の表情も愛らしい。