行書題画詩軸

ぎょうしょだいがしじく
     

呉大澂(1835~1902)は、字は清卿、愙斉などと号した。江蘇省呉県の人。同治7年(1868)の進士。官は湖南撫に至る。1894年の日清戦争に際し、軍を率いて戦地に赴くも功なく、故郷に帰って、龍門書院主講となる。鐘鼎金石の学に深く、清末を代表する大官金石学者の一人。文字学の名著「説文古籀補」を撰した。また。その収蔵から影印された「愙斉集古録」は金文研究必須の書とされる。
本作は、「題画詩」とあるが、現在は書のみの軸装となっている。

                                               
作品名行書題画詩軸
ふりがなぎょうしょだいがしじく
作者呉大澂
国名中国
制作年清時代後期
寸法39.3×40.2cm
目録番号4A-0165
釈文一曲峰巒幾道泉 毫端点々落雲煙梅 花盦主吾家法不 辨衡山与石田奇石 似枯僧孤松類野鶴 相約聴泉来終歳臥 雲壑 愙斎題画詩

呉大澂(1835~1902)は、字は清卿、愙斉などと号した。江蘇省呉県の人。同治7年(1868)の進士。官は湖南撫に至る。1894年の日清戦争に際し、軍を率いて戦地に赴くも功なく、故郷に帰って、龍門書院主講となる。鐘鼎金石の学に深く、清末を代表する大官金石学者の一人。文字学の名著「説文古籀補」を撰した。また。その収蔵から影印された「愙斉集古録」は金文研究必須の書とされる。
本作は、「題画詩」とあるが、現在は書のみの軸装となっている。

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