行書蘇軾詩軸

ぎょうしょそしょくしじく
     

譚沢闓(1889~1948)は、字を祖同、号を瓶齋といい、湖南茶陵の人。同じく書人として名高い政治家の譚延闓の弟。自身は上海に居住し、書を売って生計を立てた。その書は、兄延闓とともに顔真卿や翁同龢・何紹基・銭灃にならい、顔法に徹した。

本作は、蔵鋒を多用した筆法で、向勢の結体をとった雄渾な作品。書風は、翁同龢と共通するものを感じさせる。

                                               
作品名行書蘇軾詩軸
ふりがなぎょうしょそしょくしじく
作者譚澤闓
国名中国
制作年民国28年(1939)
寸法104.8×37.6cm
目録番号4A-1180
釈文羅浮山有野人相伝葛稚 川之隷也鄧道士常見其足 跡長二尺許 夢白仁兄法家正臨 己卯長夏 譚澤闓

譚沢闓(1889~1948)は、字を祖同、号を瓶齋といい、湖南茶陵の人。同じく書人として名高い政治家の譚延闓の弟。自身は上海に居住し、書を売って生計を立てた。その書は、兄延闓とともに顔真卿や翁同龢・何紹基・銭灃にならい、顔法に徹した。

本作は、蔵鋒を多用した筆法で、向勢の結体をとった雄渾な作品。書風は、翁同龢と共通するものを感じさせる。

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