寸燭憶髏図扇面

すんしょくおくろうずせんめん
     

丁良(生卒年不詳) 不詳。揚州・上海で活躍した画家の一人と考えられる。

僧形の人物が灯火のもと木魚に寄りかかって眠る周りに、彼の夢に現れている髑髏が散乱するさまを描いている。題名から推し量るに、蝋の滴が垂れるわずかな間に、人生の無常を悟る意味合いが込められた作品であろう。

                                               
作品名寸燭憶髏図扇面
ふりがなすんしょくおくろうずせんめん
作者丁辰
国名中国
制作年清時代後期 光緒6年(1880) 
寸法17.7×49.0cm
目録番号4a-1184-2
釈文寸燭憶髏 鈍根先生法家雅属 庚辰冬日 世昌丁辰

丁良(生卒年不詳) 不詳。揚州・上海で活躍した画家の一人と考えられる。

僧形の人物が灯火のもと木魚に寄りかかって眠る周りに、彼の夢に現れている髑髏が散乱するさまを描いている。題名から推し量るに、蝋の滴が垂れるわずかな間に、人生の無常を悟る意味合いが込められた作品であろう。

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