倪瓚(1301~1374)と黄公望(1269~1354)はいずれも元時代の著名な画家で、本作は両家の筆法に倣ったと記しています。独特の清らかな画風は精神の高さを感じさせます。
張之萬(1811~1897)。字は子青、鑾坡と号しました。直隷南皮の人。道光27年(1847)の進士第一。官は大学士に至り、没して文達と諡されました。画は家学をうけ、士大夫画中の逸品と称されました。書にも優れて、特に小楷に巧みで、晋唐の法度を会得したと評されます。
作品名 | 山水図扇面 |
ふりがな | さんすいずせんめん |
作者 | 張之萬 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清時代後期 |
寸法 | 17.9×52.0cm |
目録番号 | 4a-1380-2 |
釈文 | 仿倪黄両家 筆法 子青張之萬 |
倪瓚(1301~1374)と黄公望(1269~1354)はいずれも元時代の著名な画家で、本作は両家の筆法に倣ったと記しています。独特の清らかな画風は精神の高さを感じさせます。
張之萬(1811~1897)。字は子青、鑾坡と号しました。直隷南皮の人。道光27年(1847)の進士第一。官は大学士に至り、没して文達と諡されました。画は家学をうけ、士大夫画中の逸品と称されました。書にも優れて、特に小楷に巧みで、晋唐の法度を会得したと評されます。