倣蘇漢臣歳朝図

ほうそかんしんさいちょうず
     

陳崇光(1839~1896)は原名を炤といい、若木と号した。字の崇光で通る。江蘇揚州の人。もと雕刻職人であったが、太平天国の乱を機に画業に転じ、花鳥・人物・山水を善くした。

「歳朝」とは元旦のこと。新年を祝う子どもたちは、子孫繁栄の象徴であり、長寿を意味する「寿老人」の人形と、出世を意味する「禄神」が描かれた旗を持つ。また、「級」と同音の「戟」という武器を持ち上げる(昇)のは、「昇級」の掛け言葉である。

                                               
作品名倣蘇漢臣歳朝図
ふりがなほうそかんしんさいちょうず
作者陳崇光
国名中国
制作年清時代後期 光緒4年(1878)
寸法84.5×35.8cm
目録番号4a-1529
釈文戊寅冬日倣蘇漢臣筆為 耕巖大兄姻台 一咲 若木弟陳崇光

陳崇光(1839~1896)は原名を炤といい、若木と号した。字の崇光で通る。江蘇揚州の人。もと雕刻職人であったが、太平天国の乱を機に画業に転じ、花鳥・人物・山水を善くした。

「歳朝」とは元旦のこと。新年を祝う子どもたちは、子孫繁栄の象徴であり、長寿を意味する「寿老人」の人形と、出世を意味する「禄神」が描かれた旗を持つ。また、「級」と同音の「戟」という武器を持ち上げる(昇)のは、「昇級」の掛け言葉である。

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