楷書斗方

かいしょとほう
     

張照(1691~1745)は、字は得天、天瓶居士などと号した。松江華亭の人。康熙48年(1709)の進士。官は刑部尚書に至った。彼は多方面にわたって、すぐれた才能をもったが、とくに書に於て、雍正・乾隆二帝の寵愛をうけた。はじめ董其昌を学び、のち顔真卿・米芾に転じて、澤厚な書をのこした。
本作は、蘇軾の詩「書李世南所画秋景」の七言古詩の後半部分。きびきびと洗練された楷書が魅力。

                                               
作品名楷書斗方
ふりがなかいしょとほう
作者張照
国名中国
制作年清時代中期 乾隆年間
寸法18.0×26.5cm
目録番号4a-2007-1
釈文人間斤斧日瘡夷誰 見龍蛇百尺姿不是 渓山曽独往何人解 作挂猿枝

張照(1691~1745)は、字は得天、天瓶居士などと号した。松江華亭の人。康熙48年(1709)の進士。官は刑部尚書に至った。彼は多方面にわたって、すぐれた才能をもったが、とくに書に於て、雍正・乾隆二帝の寵愛をうけた。はじめ董其昌を学び、のち顔真卿・米芾に転じて、澤厚な書をのこした。
本作は、蘇軾の詩「書李世南所画秋景」の七言古詩の後半部分。きびきびと洗練された楷書が魅力。

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