相馬図

そうばず
     

徐悲鴻(1895〜1953)は原名を寿康という。画家であった父に学び、また書・篆刻もよくした。西洋画を学ぶため上海に出、その後康有為の勧めでパリに留学し、欧州各国を歴訪した。帰国後は美術教授を歴任し、中国絵画の改革、特に西洋画との融合を提唱した。デッサンの技法を取り入れた国画の制作にも積極的で、特に馬の絵が有名である。本作は、国画によって馬の品定めの様子を描くが、随所に西洋画法の影響がみえる。

                                               
作品名相馬図
ふりがなそうばず
作者徐悲鴻
国名中国
制作年中華民国
寸法34.0×22.4cm
目録番号5a-0007-2
釈文相馬図 文藻先生存念 悲鴻

徐悲鴻(1895〜1953)は原名を寿康という。画家であった父に学び、また書・篆刻もよくした。西洋画を学ぶため上海に出、その後康有為の勧めでパリに留学し、欧州各国を歴訪した。帰国後は美術教授を歴任し、中国絵画の改革、特に西洋画との融合を提唱した。デッサンの技法を取り入れた国画の制作にも積極的で、特に馬の絵が有名である。本作は、国画によって馬の品定めの様子を描くが、随所に西洋画法の影響がみえる。

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