墨竹図

ぼくちくず
     

趙之琛(1781~1852)は字を次閑といい、献父と号しました。清代の著名な篆刻家・書画家です。金石学に精しく、書は各体ともに善くし、絵画は清雅であると評されます。
竹は「三友」・「四君子」の一つに数えられ、雪の中でもまっすぐに伸び、風に対しても強くしなやかなことから、文人の高節を象徴し、好んで描かれる画題です。本作は、墨の濃淡と書法の修練に裏付けられた筆づかい、そしてたくみな空間配置によって、清らかかつ高貴な竹を表現しています

                                               
作品名墨竹図
ふりがなぼくちくず
作者趙之琛
国名中国
制作年清時代後期
寸法99.8×43.1cm
目録番号5b-6408
釈文次閑墨戯

趙之琛(1781~1852)は字を次閑といい、献父と号しました。清代の著名な篆刻家・書画家です。金石学に精しく、書は各体ともに善くし、絵画は清雅であると評されます。
竹は「三友」・「四君子」の一つに数えられ、雪の中でもまっすぐに伸び、風に対しても強くしなやかなことから、文人の高節を象徴し、好んで描かれる画題です。本作は、墨の濃淡と書法の修練に裏付けられた筆づかい、そしてたくみな空間配置によって、清らかかつ高貴な竹を表現しています

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