本作は、中国明代の儒学者である王畿(1498~1583 字・汝中、号・龍渓)の肖像を描く。王畿は、陽明学の祖である王陽明の高弟で、師と並び称された。墨線のみを用いる白描の技法で、精緻に描かれた本作からは、作者の確かな技量がうかがえる。
作品名 | 白描王龍谿像 |
ふりがな | はくびょうおうりょうけいぞう |
作者 | 黄山寿 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清末~民国 |
寸法 | 108.7×30.0cm |
目録番号 | 4a-0615 |
釈文 | 落款:毘陵黄山寿写 賛文:王龍谿畿山陰人負高才不喜学倡論与陽 明相角文成曰此学種也多方勧掖之方委 贄為弟子頴敏異常能闡明師学分教及門 多得其力 賛曰昔孔門有子路冠雄鶏佩豚嘏孔子喜誘 請為弟子龍谿恃才声教是阻誘入門墻頓悟 要旨分教及門如化蜾臝私淑諸人祝曰類我 孔子有言自得仲由而悪言不入於耳 |
本作は、中国明代の儒学者である王畿(1498~1583 字・汝中、号・龍渓)の肖像を描く。王畿は、陽明学の祖である王陽明の高弟で、師と並び称された。墨線のみを用いる白描の技法で、精緻に描かれた本作からは、作者の確かな技量がうかがえる。