行書臨麓山寺碑軸

ぎょうしょりんろくざんじひじく
     

本作は李邕(678~747)の《麓山寺碑》を臨書したものです。

《麓山寺碑》は《嶽麓寺碑》とも呼ばれ、麓山寺の歴史について記した石碑です。撰文・書ともに李邕のものになります。《李思訓碑》と並んで、李邕の代表作と評されます。

高邕による臨書作品を見ると、肥痩の少ない、直線的で硬い線質が用いられています。肉筆でありながら、石碑に刻された文字の姿を彷彿とさせる書風です。

作者の高邕は上海で活躍した書画家です。呉昌碩(1844~1927)や汪洵(?~1915)などと共に活躍しました。

                                               
作品名行書臨麓山寺碑軸
ふりがなぎょうしょりんろくざんじひじく
作者高邕
国名中国
制作年民国元年(1912)
寸法127.8×62.2cm
目録番号4A-2411
釈文振錫江左除結澗陰嘗与炎 漢太宗長沙清廟棟宇接近雲 霧晦冥赤豹文狸女蘿薜 帯山祇見於法眼竇后依於仏光特為新寺 壬子六月 高邕臨

本作は李邕(678~747)の《麓山寺碑》を臨書したものです。

《麓山寺碑》は《嶽麓寺碑》とも呼ばれ、麓山寺の歴史について記した石碑です。撰文・書ともに李邕のものになります。《李思訓碑》と並んで、李邕の代表作と評されます。

高邕による臨書作品を見ると、肥痩の少ない、直線的で硬い線質が用いられています。肉筆でありながら、石碑に刻された文字の姿を彷彿とさせる書風です。

作者の高邕は上海で活躍した書画家です。呉昌碩(1844~1927)や汪洵(?~1915)などと共に活躍しました。

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