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特別企画展「碑学派の書展」

     

別館

開催日: 1996年11月1日 - 1996年12月23日カテゴリー:
【展覧会概要】

清朝の乾隆・嘉慶の時代に大宮を歴任し、同時に学会の大御所的存在であった阮元(1764~1849)が、「南北書派論」「北碑南帖論」を著して北碑を唱導すると、北碑の書を尊 ぶ風潮が現れて、帖学から碑学への一大転換期を迎えました。書体でいえば、篆・隷・楷書に新生面を開いたといってよいでしょう。

本展は碑学派の書に焦点をあて展示いたします。

 

【主な展示作品】

包世臣《行書九言対聯》清時代中期

阮元《行書七言対聯》清時代後期 道光23年(1843)

呉譲之(呉煕載)《篆書崔子玉座右銘四屏》清時代後期 同治6年(1867)

楊沂孫《篆書五柳先生伝四屏》清時代後期 光緒元年(1875)

徐三庚《楷書六言対聯》清時代後期 光緒13年(1887)

楊守敬《行書王維裴迪詩四屏》清時代末期 宣統3年(1911)

【図録】

碑学派の書展~第3回特別企画展展示品図録~

 

【次回の展覧会】

特別企画展「何紹基と同時代展」

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