本館 3階展示室/書院展示室
【展覧会概要】
観峰館では「楷書」をテーマとして全4回シリーズの企画展を予定しています。平成16年度の秋季企画展はその第一回目として「楷書の歴史」を開催します。
「楷書」は現代に生きるわたしたちにとって一番身近な書体です。しかし、その誕生や変遷については意外に知られていません。
楷書が完成に至るまでには、変化に富んだ長い歴史がありました。それにより、多様な側面が生まれました。楷書の理想形であり、到達点とされる初唐の三大家や顔真卿(709~785)の書も、その長く深い歴史の中から生まれたのです。
「楷書の歴史」では、楷書の黎明期の書と言われる《爨宝子碑》《爨龍顔碑》などを出発点とし、龍門造像記や鄭道昭(?~516)の磨崖碑などの北魏の書を経て初唐の三大家・顔真卿、そして近代中国の文人へと続く楷書の歴史を、拓本や書作品によって通覧します。
【主な展示作品】
準備中です
【次回の展覧会】
準備中です