平山郁夫ー引き寄せられた中国書画ー

     

日本画家で文化勲章受章者の平山郁夫(1930~2009)は、1968(昭和43)年より以後40年の間に中国・シルクロードを旅し多くの名作を遺すとともに、後半生を、地球上の貴重な文化遺産・文化財の保護修復活動に捧げました。1979(昭和54)年9月、平山は念願であった敦煌莫高窟を初めて訪れ、これ以後、呉作人・常書鴻をはじめ多くの中国書画家と交流し、作品の贈答を受けました。これらの書画作品は、平山個人や夫妻のために描かれ贈られたものばかりで、すべて本展で初公開となるものです。また、中国における平山肉筆のスケッチや美知子夫人の日記から、平山の中国・敦煌における足跡をたどるとともに、平山が生涯のテーマとして描き続けたシルクロード作品の中から、中国原風景の本画・素描・大下図を併せて掲載します。 本図録は、これまで詳細にされていなかった平山郁夫の中国・シルクロードにおける歩みを、平山郁夫シルクロード美術館の協力のもと、改めて整理し直す試みです。2019年は、平山没後10年の節目であると共に、平山が敦煌を初訪問してからちょうど40年の節目でもあります。平山の元に引き寄せられた中国書画作品を通じて、その人柄を偲んでいただくともに、新たな“平山郁夫ワールド”をお楽しみください。 掲載作品;66作品 ※残部僅少

 

【目次】

解説「平山郁夫の旅―1979年、敦煌―」寺前 公基(観峰館 学芸員)

図版

Ⅰ、平山郁夫の旅―1979年、敦煌―

Ⅱ、平山郁夫の書画、そして日本

Ⅲ、引き寄せられた中国書画

Ⅳ、憧憬の中国―1975年から―

出品目録

 

【展覧会情報】

冬季企画展「平山郁夫-引き寄せられた中国書画ー」

日本画家で文化勲章受章者の平山郁夫(1930~2009)は、1968(昭和43)年より以後40年の間に中国・シルクロードを旅し多くの名作を遺すとともに、後半生を、地球上の貴重な文化遺産・文化財の保護修復活動に捧げました。1979(昭和54)年9月、平山は念願であった敦煌莫高窟を初めて訪れ、これ以後、呉作人・常書鴻をはじめ多くの中国書画家と交流し、作品の贈答を受けました。これらの書画作品は、平山個人や夫妻のために描かれ贈られたものばかりで、すべて本展で初公開となるものです。また、中国における平山肉筆のスケッチや美知子夫人の日記から、平山の中国・敦煌における足跡をたどるとともに、平山が生涯のテーマとして描き続けたシルクロード作品の中から、中国原風景の本画・素描・大下図を併せて掲載します。 本図録は、これまで詳細にされていなかった平山郁夫の中国・シルクロードにおける歩みを、平山郁夫シルクロード美術館の協力のもと、改めて整理し直す試みです。2019年は、平山没後10年の節目であると共に、平山が敦煌を初訪問してからちょうど40年の節目でもあります。平山の元に引き寄せられた中国書画作品を通じて、その人柄を偲んでいただくともに、新たな“平山郁夫ワールド”をお楽しみください。 掲載作品;66作品 ※残部僅少

 

【目次】

解説「平山郁夫の旅―1979年、敦煌―」寺前 公基(観峰館 学芸員)

図版

Ⅰ、平山郁夫の旅―1979年、敦煌―

Ⅱ、平山郁夫の書画、そして日本

Ⅲ、引き寄せられた中国書画

Ⅳ、憧憬の中国―1975年から―

出品目録

 

【展覧会情報】

冬季企画展「平山郁夫-引き寄せられた中国書画ー」

発行日:平成31年(2019)2月1日発行

判型/ページ数:A4判/48頁 (オールカラー)

価格:1,222円(送料別)

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