出土例あり。『漢書』武五子伝戻太子拠の「征和二年…具白皇后、発中厩車載射士」に顔師古は「中厩、皇后車馬所在也」と注す。雲夢睡虎地秦簡・厩苑律にも「其大厩・中厩・宮殿馬牛殹(也)」と見える。『漢書』百官公卿表に、秦官では太僕とその属官である大厩とともに、常置ではないが、皇太后の輿馬を掌る中太僕があったと見え、この中太僕の属官があるいは中厩で、丞はその次官か。
作品名 | 封泥「中厩丞印」 |
ふりがな | ふうでい「ちゅうきゅうじょういん」 |
作者 | 不詳 |
国名 | 中国 |
制作年 | 秦 統一前後 |
寸法 | 3.15×2.85×1.0cm |
目録番号 | 97-0050-153 |
釈文 | 中厩丞印 |
出土例あり。『漢書』武五子伝戻太子拠の「征和二年…具白皇后、発中厩車載射士」に顔師古は「中厩、皇后車馬所在也」と注す。雲夢睡虎地秦簡・厩苑律にも「其大厩・中厩・宮殿馬牛殹(也)」と見える。『漢書』百官公卿表に、秦官では太僕とその属官である大厩とともに、常置ではないが、皇太后の輿馬を掌る中太僕があったと見え、この中太僕の属官があるいは中厩で、丞はその次官か。