呉昌碩(1844~1927)は石鼓文の臨書で有名です。この作品は75歳の作で、「四皕荘主人」という人物の新居落成のお祝いに贈呈されたものです。呉昌碩の晩年作としては整った筆致で「瓦当文延年益寿 銅盤銘富貴吉祥」と、漢時代の瓦当や殷周時代の青銅器の銘文のように、永く幸が続くようにと作文したものです。(漢字部 資料紹介 2015年7月号)
作品名 | 篆書吉祥句対聯 |
ふりがな | てんしょきっしょうくついれん |
作者 | 呉昌碩 |
国名 | 中国 |
制作年 | 民国7年(1918) |
寸法 | 各129.0×33.0cm |
目録番号 | 4A-2875 |
釈文 | 四皕荘主人新居落成為篆是聯時戊午春 瓦当文延年益寿 銅盤銘富貴吉祥 七十五叟呉昌碩 |
呉昌碩(1844~1927)は石鼓文の臨書で有名です。この作品は75歳の作で、「四皕荘主人」という人物の新居落成のお祝いに贈呈されたものです。呉昌碩の晩年作としては整った筆致で「瓦当文延年益寿 銅盤銘富貴吉祥」と、漢時代の瓦当や殷周時代の青銅器の銘文のように、永く幸が続くようにと作文したものです。(漢字部 資料紹介 2015年7月号)