朱汝珍(1870~1943)は、清末から民国にかけての書法家・文章家で中国最後の科挙において第二の成績(榜眼)で及第した。晋唐の書風を守り、端正な書を遺した。本作は、唐太宗・李世民の書が法帖にみる王羲之父子の書と比肩するほど素晴らしいと述べた文章を、宮廷文官の正統書法である館閣体で書している。
朱汝珍(1870~1943)は、清末から民国にかけての書法家・文章家で中国最後の科挙において第二の成績(榜眼)で及第した。晋唐の書風を守り、端正な書を遺した。本作は、唐太宗・李世民の書が法帖にみる王羲之父子の書と比肩するほど素晴らしいと述べた文章を、宮廷文官の正統書法である館閣体で書している。
| 作品名 | 行書軸 |
| ふりがな | ぎょうしょじく |
| 作者 | 朱汝珍 |
| 国名 | 中国 |
| 制作年 | 清時代後期 |
| 寸法 | 129.8×30.8cm |
| 目録番号 | 4A-0007 |
| 釈文 | 唐太宗躬〓甲冑出入行陣 親与群雄搏戦而勝之 計其勇健虓武豈復翰墨間人也 官法帖帝王部中 有太宗書真行千餘字観其用筆精工法度粹美雑 之二王帖中不能辨也 朱汝珍 |
朱汝珍(1870~1943)は、清末から民国にかけての書法家・文章家で中国最後の科挙において第二の成績(榜眼)で及第した。晋唐の書風を守り、端正な書を遺した。本作は、唐太宗・李世民の書が法帖にみる王羲之父子の書と比肩するほど素晴らしいと述べた文章を、宮廷文官の正統書法である館閣体で書している。