都名所図会

みやこめいしょずえ
     

『都名所図会』は墨摺六冊本で、名所図会のさきがけとなった。本書は本文を京都の俳諧師・秋里籬島が著し、図版を大坂の絵師・竹原信繁(春朝斎)が描き、京都の書林・吉野屋から刊行された。
場面は京都の桜の名所、嵐山の風景。素性法師の和歌「みわたせば柳桜をこきまぜて宮こぞ春の錦なりける」と上島鬼貫(1661~1738)「骸骨の上を粧て花見かな」を添える。

                                           
作品名都名所図会
ふりがなみやこめいしょずえ
作者著:秋里籬島/画:竹原信繁
国名日本
制作年江戸時代後期 天明6年(1716)再版
寸法24.0×19.0cm
目録番号WSO-0003

『都名所図会』は墨摺六冊本で、名所図会のさきがけとなった。本書は本文を京都の俳諧師・秋里籬島が著し、図版を大坂の絵師・竹原信繁(春朝斎)が描き、京都の書林・吉野屋から刊行された。
場面は京都の桜の名所、嵐山の風景。素性法師の和歌「みわたせば柳桜をこきまぜて宮こぞ春の錦なりける」と上島鬼貫(1661~1738)「骸骨の上を粧て花見かな」を添える。

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