呂鳳子(1886~1959)は、名を濬といい、近代を代表する画家であり、美術教育家である。出典は、五代後唐の荘宗こと、李存勖(りそんきょく)の詩「一葉落」。詩塘部分には、「忍而龢(和)斉家上策勤與倹創業良図 観峰書」とある。意味は、「忍と和は斉家(一家を整え治めること)の上策であり、勤と倹は創業(新しく事業を始めること)の良図(優れた計画)である」。『墨場必携』に見られる言葉で、観峰がその意味を好んで揮毫したのであろう。
作品名 | 一葉落図 |
ふりがな | いちようらくず |
作者 | 呂鳳子 |
国名 | 中国 |
制作年 | 中華民国 |
寸法 | 81.6×35.2cm |
目録番号 | 4b-0761 |
釈文 | 一葉落褰珠箔此時景物正蕭索 画楼月影寒西風吹羅幕吹羅幕 往時思量著 写李存勗一葉落 鳳子 |
呂鳳子(1886~1959)は、名を濬といい、近代を代表する画家であり、美術教育家である。出典は、五代後唐の荘宗こと、李存勖(りそんきょく)の詩「一葉落」。詩塘部分には、「忍而龢(和)斉家上策勤與倹創業良図 観峰書」とある。意味は、「忍と和は斉家(一家を整え治めること)の上策であり、勤と倹は創業(新しく事業を始めること)の良図(優れた計画)である」。『墨場必携』に見られる言葉で、観峰がその意味を好んで揮毫したのであろう。