倣黄公望山水図

ほうこうこうぼうさんすいず
     

盛大士(1771−?)、字は子履、号は逸雲、江蘇太倉の人。画論家であるとともに、自らも画を善くした。特に山水画は、清初の王原祁にのっとり、さらに簡素な水墨の表現によって文人画の伝統を受け継いだ。

本作は、元末の黄公望(1269~1354)に倣った水墨山水作品であるが、単なる模倣にとどまらず、文人の感興を表現している。

                                               
作品名倣黄公望山水図
ふりがなほうこうこうぼうさんすいず
作者盛大士
国名中国
制作年清時代後期 道光15年(1835)
寸法114.8×32.5cm
目録番号4a-1134
釈文道光乙未閏六月望日仿大癡老人筆意 壬輔学長兄雅鑑 盛大士

盛大士(1771−?)、字は子履、号は逸雲、江蘇太倉の人。画論家であるとともに、自らも画を善くした。特に山水画は、清初の王原祁にのっとり、さらに簡素な水墨の表現によって文人画の伝統を受け継いだ。

本作は、元末の黄公望(1269~1354)に倣った水墨山水作品であるが、単なる模倣にとどまらず、文人の感興を表現している。

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