八日市矢立

ようかいちやたて
     

矢立は、『源平盛衰記』や『太平記』などを文献上の初出とし、近世以降に多く利用されている。近江商人は天秤棒と矢立をもって遠隔地に出かけていたため、地元で生産された八日市矢立は当時から全国に知られていたものである。八日市矢立は、素朴なデザインであるが、墨汁が乾きにくく、丈夫であった。

                                           
作品名八日市矢立
ふりがなようかいちやたて
作者不詳
国名日本
制作年不詳
寸法3.4×4.1×19.4cm
目録番号CD-0110

矢立は、『源平盛衰記』や『太平記』などを文献上の初出とし、近世以降に多く利用されている。近江商人は天秤棒と矢立をもって遠隔地に出かけていたため、地元で生産された八日市矢立は当時から全国に知られていたものである。八日市矢立は、素朴なデザインであるが、墨汁が乾きにくく、丈夫であった。

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