八稜岩窟蟹硯

はちりょうがんくつかいけん
     

八角形の形をした天然の硯石を岩窟に見立て、墨池部分に窟内に潜む三匹の蟹が彫られた硯。硯そのものや硯側部分の色合いは、いかにも海の底を表現しているかのようである。

八角形の形をした八稜硯の墨池は、円状のものが多いが、この硯は墨池を浅くするのみである。

                                           
作品名八稜岩窟蟹硯
ふりがなはちりょうがんくつかいけん
作者不詳
国名中国
制作年不詳
寸法3.0×15.9×16.2cm
目録番号U-181

八角形の形をした天然の硯石を岩窟に見立て、墨池部分に窟内に潜む三匹の蟹が彫られた硯。硯そのものや硯側部分の色合いは、いかにも海の底を表現しているかのようである。

八角形の形をした八稜硯の墨池は、円状のものが多いが、この硯は墨池を浅くするのみである。

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