双龍眼硯

そうりゅうがんけん
     

硯縁上部の石眼を中心に、二頭の龍が左右に彫られた硯である。墨堂から裏面にまで伸びる白紋を雲に見立て、空に飛び立つ龍を表現したのであろう。

全体的に重厚な作りであるが、墨潮のなだらかな傾斜や、洗練過ぎていない彫刻から考えるに、古様の実用的な硯といえるだろう。

                                           
作品名双龍眼硯
ふりがなそうりゅうがんけん
作者不詳
国名中国
制作年不詳
寸法5.2×17.9×24.3cm
目録番号Y-266

硯縁上部の石眼を中心に、二頭の龍が左右に彫られた硯である。墨堂から裏面にまで伸びる白紋を雲に見立て、空に飛び立つ龍を表現したのであろう。

全体的に重厚な作りであるが、墨潮のなだらかな傾斜や、洗練過ぎていない彫刻から考えるに、古様の実用的な硯といえるだろう。

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