古今集法帖

こきんしゅうほうじょう
     

「古今集法帖」とあるが、沢田東江(1732~96)による和漢朗詠集・巻下の臨書の石摺り本。東江は江戸時代の書家で、王羲之書法の研究者。荻生徂徠の古文辞学派の影響を受け、書の復古主義を提唱し、流行の明代の書風を捨て、魏晋の書体に遡ることを主張、古法帖の臨書を奨励した。
末尾の「源 東山」なる人物の跋文によると、彼の息子・東里が臨書の跋文を代筆したとある。

                                           
作品名古今集法帖
ふりがなこきんしゅうほうじょう
作者沢田東江
国名日本
制作年江戸時代後期 文化12年(1815)
寸法28.5×17.5cm
目録番号KSD-0006

「古今集法帖」とあるが、沢田東江(1732~96)による和漢朗詠集・巻下の臨書の石摺り本。東江は江戸時代の書家で、王羲之書法の研究者。荻生徂徠の古文辞学派の影響を受け、書の復古主義を提唱し、流行の明代の書風を捨て、魏晋の書体に遡ることを主張、古法帖の臨書を奨励した。
末尾の「源 東山」なる人物の跋文によると、彼の息子・東里が臨書の跋文を代筆したとある。

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