和字絵入 往生要集(上・中・下)

わじえいり おうじょうようしゅう
     

『往生要集』は、恵心僧都源信(942~1017)原著で、寛和元年(985)に撰述された。阿弥陀仏の浄土に往生するために必要な経文類を抜粋したもので、全3巻よりなる。
江戸時代になると、『往生要集』に関する書物が多く出版され、振り仮名や挿絵入りの読み手に分かりやすい書物が多く出版された。この書物は、上巻が「地獄物語」、中巻が「六道物語」、下巻が「極楽物語」で、寛文11年(1671)年本系統に属するものである。明治に入り、京都の風月庄左衛門ほか3書肆で出版されたもの。

【参考文献】
三井記念美術館・龍谷大学龍谷ミュージアム編『特別展 地獄絵ワンダーランド』(2017年)作品番号No.2~5解説。

                                       
作品名和字絵入 往生要集(上・中・下)
ふりがなわじえいり おうじょうようしゅう
作者吉見重三郎/校正
国名日本
制作年明治16年(1883)
目録番号WSY-0031

『往生要集』は、恵心僧都源信(942~1017)原著で、寛和元年(985)に撰述された。阿弥陀仏の浄土に往生するために必要な経文類を抜粋したもので、全3巻よりなる。
江戸時代になると、『往生要集』に関する書物が多く出版され、振り仮名や挿絵入りの読み手に分かりやすい書物が多く出版された。この書物は、上巻が「地獄物語」、中巻が「六道物語」、下巻が「極楽物語」で、寛文11年(1671)年本系統に属するものである。明治に入り、京都の風月庄左衛門ほか3書肆で出版されたもの。

【参考文献】
三井記念美術館・龍谷大学龍谷ミュージアム編『特別展 地獄絵ワンダーランド』(2017年)作品番号No.2~5解説。

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