和漢硯譜(一~三)

わかんけんぷ
     

日本で初めての硯譜で、全三巻に中国や日本の硯を写し、釈文・解説などを付している。著者の鳥羽希聰(1739~1823)は近江出身で、京都の文人として池 大雅や木村兼葭堂らと交友があった。自身も、小景の山水画を得意とした。寛政七年(1795)自序。
冒頭には、江戸中期の儒学者である、西依成斎(1702~97)が最晩年に揮毫した「寿石永年」の詞を添える。

西依成斎題辞(左)

 

                                           
作品名和漢硯譜(一~三)
ふりがなわかんけんぷ
作者鳥羽希聰
国名日本
制作年寛政7年(1795)序
寸法25.2×17.9cm
目録番号影ー追ー053

日本で初めての硯譜で、全三巻に中国や日本の硯を写し、釈文・解説などを付している。著者の鳥羽希聰(1739~1823)は近江出身で、京都の文人として池 大雅や木村兼葭堂らと交友があった。自身も、小景の山水画を得意とした。寛政七年(1795)自序。
冒頭には、江戸中期の儒学者である、西依成斎(1702~97)が最晩年に揮毫した「寿石永年」の詞を添える。

西依成斎題辞(左)

 

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