猫は長寿を表すものとして描かれることが多い。観峰館が所蔵する銭慧安作品のうち、猫が画題に取りあげられているのは2作品あるが、両者を見比べると、猫の表情や体の表現からは、晩年作に見られる線描の固さがみられる。
作品名 | 宜春廸吉図 |
ふりがな | ぎしゅんてききつず |
作者 | 銭慧安 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清時代末期 光緒32年(1906) |
寸法 | 31.0×43.0cm |
目録番号 | 4a-1189 |
釈文 | 宜春廸吉 丙午三月之吉仿新羅 清谿樵子銭慧安 時年七十有四 作于雙管廔 |
猫は長寿を表すものとして描かれることが多い。観峰館が所蔵する銭慧安作品のうち、猫が画題に取りあげられているのは2作品あるが、両者を見比べると、猫の表情や体の表現からは、晩年作に見られる線描の固さがみられる。