宝便稚学古状揃大成

ほうべんちがくこじょうそろえたいせい
     

歴史上の人物の手紙を元にした「古状揃」は、手習いの手本のみならず、子どもたちを歴史や歴史文学に誘う重要な役目を担っていました。

作者の栄松斎長喜(生卒年不詳)は、江戸で活躍した浮世絵師で、書物の挿絵などにも携わりました。その腕を蔦屋重三郎(1750~1797)に見込まれ、育てられました。この作品は、江戸の地本問屋として有名な森屋治兵衛(生卒年不詳)が出版したものです。

                                           
作品名宝便稚学古状揃大成
ふりがなほうべんちがくこじょうそろえたいせい
作者栄松斎長喜
国名日本
制作年江戸時代後期
寸法25.2×17.5cm
目録番号寺往‐051

歴史上の人物の手紙を元にした「古状揃」は、手習いの手本のみならず、子どもたちを歴史や歴史文学に誘う重要な役目を担っていました。

作者の栄松斎長喜(生卒年不詳)は、江戸で活躍した浮世絵師で、書物の挿絵などにも携わりました。その腕を蔦屋重三郎(1750~1797)に見込まれ、育てられました。この作品は、江戸の地本問屋として有名な森屋治兵衛(生卒年不詳)が出版したものです。

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