出土例あり。秦封泥にはこのほかに「樂府丞印」も出土している。『漢書』百官公卿表では、秦官に少府の属官として楽府があり、令・丞が置かれ、武帝の時になって「楽府三丞」とされたとある。しかし、左楽丞が左楽府丞を指すとすれば、秦代にはすでに複数の楽府が存在していたことになろう。
作品名 | 封泥「左楽丞印」 |
ふりがな | ふうでい「さらくじょういん」 |
作者 | 不詳 |
国名 | 中国 |
制作年 | 秦 統一前後 |
寸法 | 2.85×2.75×0.65cm |
目録番号 | 97-0050-78 |
釈文 | 左楽丞印 |
出土例あり。秦封泥にはこのほかに「樂府丞印」も出土している。『漢書』百官公卿表では、秦官に少府の属官として楽府があり、令・丞が置かれ、武帝の時になって「楽府三丞」とされたとある。しかし、左楽丞が左楽府丞を指すとすれば、秦代にはすでに複数の楽府が存在していたことになろう。