文字の残欠部分と、すでに発見されている封泥の官職名とを勘案すれば、御府丞印であろう。出土例あり。『漢書』百官公卿表では、秦官に少府の属官として御府があり、令(長官)・丞(次官)が置かれたとある。顔師古は「御府主天子衣服也」と注する。
作品名 | 封泥「御府丞印」 |
ふりがな | ふうでい「ぎょふじょういん」 |
作者 | 不詳 |
国名 | 中国 |
制作年 | 秦 統一前後 |
寸法 | 2.8×2.1×0.85cm |
目録番号 | 97-0050-50 |
釈文 | 御府〓〓 |
文字の残欠部分と、すでに発見されている封泥の官職名とを勘案すれば、御府丞印であろう。出土例あり。『漢書』百官公卿表では、秦官に少府の属官として御府があり、令(長官)・丞(次官)が置かれたとある。顔師古は「御府主天子衣服也」と注する。